蜘蛛の糸 映画化 [ニュースの感想]





芥川龍之介の「蜘蛛の糸」が秋原正俊監督の手によって映画化されるそうです。しかも、驚く事に同作品が映画化されるのは初めてになるとのこと。これほどの有名作品がこれまで映像と無縁だったというのです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110505-00000049-spn-ent




学生時代に小説のほうを読んだっきり。
興味はあるけど、映画までは・・・。



そういう人も多いですよね。
私自身、そう感じることもあります。
ですが、毎回映画を観終わったあとに思う事があります。



「この作品をこう描くのか」



人によって違う作品の捉え方。
それを楽しむのが、映画化というものの本質なのではないかと思います。
「これは自分の想像と違う。だから、つまらない。」ではつまらない。



小説を読むということは、あくまでプライベートな時間。
一人で読み、楽しむものです。
しかし、それが映像化されることによって初めて共有出来る物になります。



その面白さというか、なんと言うか、それはやっぱり映画館でしか味わえない
気がします。というのも、家でDVDを観てしまったのでは
それは小説を読むのと、ほとんど変わらないからです。



他人と同一の空間で同じ物を共有する。
その醍醐味が味わえるのはやっぱり映画館ならではだと思います。



常に賛否両論が入り交じる小説の映画化。
こういった視点から楽しんでみてはいかがでしょう。








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