福島原発1号機  放射線量 急上昇 4月27日 [ニュースの感想]




福島第1原発 1号機建屋で高放射線量 工程表に影響も



さてさて、巷ではバラエティ番組が放送され始め、街にも徐々にですが、活気が戻ってきているかのように思えます。ですが、その一方でこういった見逃せないような深刻なニュースが流れています。


内容はというと、福島原発1号機の放射線量について。
原子炉建屋で、毎時1120ミリシーベルトの放射線量を検出したのだそうです。
3号機が毎時57ミリシーベルトですので、その違いに驚いた人も多いと思います。



これは・・・正直もっと大ニュースとして報道したほうが良いと思います。
作業員の方はもちろん防護服などを着て作業をしているかと思いますが、
生身の人間100人がその場に居たら、3時間あまりで半分の人が死ぬという量です。


放射線量が1シーベルト(つまり1000ミリシーベルト)以上は急性放射線障害が
出るレベルですので、たった一時間で明らかな影響が出てくるという計算です。



そのような状況で果たして原発の復旧作業が可能なのかどうか。
なんせ広島県に原爆が落とされた際、6シーベルト以上の放射線を浴びた被爆者は、腸管障害(消化管組織の破壊により消化吸収不能となる)により、1ヶ月以内に大半が死亡したのだそうですから。







気になる方は上の本で知識を貯えると良いかもしれません。
被爆者と物理学者、気象学者、医学者らが携わった、非常に参考になる本です。





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